人生、楽しんだ者勝ち！

介護の仕事はやりがいの大きなものではあるが、大変なこともたくさんある。
直接人に接することで得られる喜びはあっても、それが逆に負担になったり、大きな責任がのしかかってくることもあるのだ。
肉体的にも負担が大きくなることもあり、仕事に余裕がなくなってくることがある。
それは仕事の質にもかかわるうえ、利用者の方にも影響してくるため、できるだけ良い状態で楽しく働けるようにすることが必要だ。

まずやっておきたいのが、基本的な介護技術をきちんと身につけることである。
利用者の方を移動させるときに、どうすれば負担が少なくなるのかわかっていれば、日常業務での負担を大きく減らすことができるのだ。
研修なども積極的に受けてみよう。また、ほかの部分でも効率的に業務を進めることができれば余裕が生まれやすくなる。
自分自身の負担を減らすほか、利用者とのコミュニケーションをとる時間などを作りやすくなり、大きなやりがいにつながっていくことになる。

それでも介護は楽しいばかりの仕事とは言えないが、介護の仕事に就きたいと考えた時の気持ちを思い出すとやる気がわいてきたり、楽しさを見出しやすくなることもある。
また、小さな楽しみややりがいは日常の中で感じているはずだ。
そういったものをメモしてみると、仕事の楽しさを改めて感じることができる。
自分のやっていることの意味や大切さを思い出すためにも、仕事の中であったよいことや成長できたこと、感謝されたことなどを書き留めておきたい。