介護の仕事をする上での楽しみとは
介護の仕事は大変なことも多いが、やりがいや楽しさもいろいろなシーンで感じられるものである。
例えばおじいちゃんやおばあちゃんにありがとうと言って感謝をしてもらえたとき、仕事が楽しいと感じることができるのではないだろうか。
体が不自由であったり病気がちであったりする中で、自分たちのサポートにより喜んで笑顔を見せてくれる時、この仕事をしていて良かったと感じる瞬間であるだろう。
また自分の世話により、おじいちゃんおばあちゃんが痛みがましになって元気になるのを目にしたときも、仕事の楽しさを実感できるはずだ。
痛くて苦しんでいるのを見るのは辛くとも、回復している姿を見ることは自分のことのように嬉しいものである。
また介護の仕事では、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に食事をしたりテレビを見たりお喋りをすることもあるが、和気あいあいとみんなでコミュニケーションを取るのも楽しいものである。
いろいろな人生経験を積んできたおじいちゃんおばあちゃんの体験話を聞いて感心することや、可愛いお孫さんの写真を見せてもらって思わず微笑んでしまうときなど、そこに生まれる人間関係は実に楽しいものであろう。
まだ若いスタッフであれば、おじいちゃんおばあちゃんの中にはスタッフのことを自分の子供や孫のように感じて、何かと可愛がってくれる人もいるかもしれない。
まるで家族のような関係が築けるのも、介護職ならではのやりがいや楽しさのひとつといえるだろう。